西武 得意の8月に6勝12敗と苦戦中 奇跡の逆転V3条件は…

2020年08月25日 12時32分

西武・辻監督の思案は続く…

 8月に入って7連敗、5連勝(1分け含む)、3連敗と上下動が激しく首位・ソフトバンクに7ゲーム差の5位(借金6)と低迷する西武。上位チームに落ちてくる要素がないことを考えれば、残り66試合を2勝1敗の44勝22敗ペースで巻き返せなければ、目標とするV3は勝負の10月を待たずに手の届かないものになってしまいかねない。

 先発に昨年のニールのような軸となる投手がおらず、自慢の打線も好調が長続きしない。何よりいまだ懸案の1番打者が固定できず、出たとこ勝負の猫の目打線が今の王者の苦悩を象徴している。

 前半からの逃げ切りVを決めた2018年。昨年は8・5ゲーム差からの逆転Vとなったが、7月まで貯金4の中段待機から8月に打線が月間打率2割9分9厘、47本塁打と爆発し、8月以降の48試合を31勝17敗(勝率6割4分6厘)で駆け上がった。シーズン開幕遅れの影響もあり得意の8月に6勝12敗と苦戦する今季はまだ大型連勝の形が見えてこない。

 果たして、かつて25年連続Aクラスをマークしていた常勝軍団はこのまま2016年以来、西武HD体制(05年以降)になって16シーズンで6度目のBクラスに沈んでしまうのだろうか。