ソフトバンク・工藤監督 主力の負担軽減策〝日替わりDH制〟導入も

2020年08月24日 20時44分

デスパイネ(左)の外野起用を示唆したソフトバンク・工藤監督
デスパイネ(左)の外野起用を示唆したソフトバンク・工藤監督

 パリーグの変則的な同一カード6連戦が終わり、首位・ソフトバンクは25日のオリックス戦(ペイペイ)から例年通りの同一カード3連戦中心の戦いに突入する。

 工藤公康監督は24日、「戦い方が変わるわけじゃないが、3連戦になると移動ゲームがあるので、気をつけないといけないのは移動した時の選手のコンディショニング。トレーナーと情報共有して(個々の状態を)把握していきたい」とナインの故障予防とパフォーマンス維持を念頭に、これまで以上に幅広い用兵を見せる考えを示した。

 ポイントの1つはDHの使い方だ。例年ならば21日から一軍に合流したデスパイネの「定位置」。DH制のないセ球団との交流戦を除けば、DH解除は直近3年で昨季のわずか3試合しかない。しかし、指揮官は今年に限っては少し違う起用法を検討している。「デスパイネ本人とも話をしている。レフトで使うということもある」と明かした。「今後を見据えて起用の方法を考えたい」とキューバ砲を左翼守備に就かせることで柳田、中村晃、グラシアルらをDH起用する機会を増やし、主力野手の体力的な負担を満遍なく軽減していく方向性を示唆したのだ。

 9月からは9週連続で移動ゲームが組まれるなど、タイトな日程が待ち受けるホークス。「最後の最後にみんなが一緒に戦えるように」と〝日替わりDH〟も視野にナインのコンディション維持を最重要視しながらペナントを戦う方針だ。

 勝負どころから逆算した〝工藤流マネジメント〟でソフトバンクが3年ぶりのV奪回を目指す。