巨人首脳が評価する〝超新星〟直江の成長「男子から男性になった」「プロ魂持っている」

2020年08月24日 00時00分

直江の成長を巨人首脳は評価

〝超新星〟誕生か――。23日の広島戦(マツダ)で、高卒2年目右腕・直江大輔投手(20)がプロ初登板初先発を果たした。1点リードの4回に広島の主砲・鈴木誠に特大の1発を浴びるも4回を5奪三振1失点と堂々の投球を披露した。

 投球時に声を上げ自身を鼓舞しながら、直球を主体に後先考えずに飛ばしていった。投球数70がメドだったこともあり4回、64球で降板したが、宮本投手チーフコーチは「非常に落ち着いて、性格までファームで変わってきた」と評すると、こう続けた。

「僕の知っている直江君は、物静かで『内に入って』くるような選手だったんだけど、本当にたくましくなった。『男子から男性になった』っていうかね。それがピッチングにも出てきて、積極的に胸を張ってリズムよく、テンポよく投げていた。あれだけ投げられたらもう、超合格点ですよね」

 背番号54。かつて槙原寛己氏がプロ入りから5年間背負った番号だが、くしくも原監督は昨秋キャンプで「体つきも肩幅とか、槙原の若いときに似たような感じ」と評すほど高いポテンシャルを秘めている。マウンドでのメンタル面も鍛えこまれ、ファームでは阿部二軍監督はじめ首脳陣から〝鬼になれ〟と仕込まれ、投げ続けた。

 もちろん次回チャンスはある。原監督は「プロ野球選手として一番大事なものを持っている」と語りつつ、独特の表現でこう評価した。

「技術的にはまだこう、未熟なところはあるけれどもね。しかし、闘争本能というのかな…強気な…どういう言葉で表現したらいいのか。『プロとしての魂』を持っているよね」

 当の直江は「思い切っていけた。特別なことをするわけではなく、ファームでやってきた自分の姿は出せたかなと」と淡々と振り返ったが、次回登板も含めその成長ぶりに注目だ。