石原慶と組んでも勝てないK・ジョンソン 広島・佐々岡監督が「次も」約束の裏事情

2020年08月21日 06時15分

〝古女房〟の石原慶(右)と久々バッテリーを組んだ広島のK・ジョンソンだったが…

 広島のK・ジョンソン投手(35)がまるで勝てない。20日のDeNA戦(マツダ)では昨年までコンビを組んでいたベテランの石原慶が今季初めて先発マスクを被ったものの、6回途中4失点と相変わらず。今季は正捕手・会沢とのバッテリーを徹底するつもりだった首脳陣にとっては苦肉の策だったが、そんな〝奥の手〟も実らず5敗目を喫した。

 復調の兆しもないまま8戦勝ちなし。佐々岡監督は「やってもらわないといけない選手。本人と話しながら次も頑張ってもらう」と引き続き一軍での起用を明言したが、手放しで先発の1枠を任せているわけではない。K・ジョンソンの処遇を巡っては首脳陣にとっても頭が痛いところで、昨年までのように試合を作ることができないのはもちろん、微妙なコースをボール判定されると〝イライラ病〟で自滅するなどチームの雰囲気を悪くしかねない行動もある。

 それでも左腕に頼らざるを得ないのが広島の現状で「本当なら二軍で結果を出している若手を使いたいところだが、コンスタントに結果を出している選手がいない」(チーム関係者)。一軍経験がある昨季7勝の床田や通算8勝の中村祐などファームでの待機組はパッとせず、代わりを任せられる選手が不在なのだ。

 チームは最下位で今季ワーストタイの借金7。不振のK・ジョンソンが復調するのが先か、若手の台頭が先か。いずれに台所事情は厳しい。