巨人が25年ぶり阪神戦3試合連続ゼロ封勝ち 〝虎キラー〟戸郷は圧巻!奪三振ショーで6勝目

2020年08月20日 22時33分

両手で「6勝」をアピールし、笑顔の巨人・戸郷

 巨人の高卒2年目右腕・戸郷翔征投手(20)が伝統の一戦でまたしても快投を披露した。

 20日の阪神戦(東京ドーム)は初の中5日での先発。初回、キレのある直球と変化球で先頭の近本を三振に仕留めると、この日、初4番に座ったサンズも3球三振に切って落とした。2回にはボーア、3回には糸井と着実に三振を奪う。4回もボーアを見逃し三振、大山を空振り三振、5回にも2K、6回に2Kと10奪三振をマークすると7回には再びボーアから自己最多となる11個目の三振を奪った。

 そんな三振ショーの中、7回にはピンチを迎える。一死一塁から大山の右前打で一死一、三塁とするが、それでも梅野を三ゴロに仕留め、二死一、三塁、代打・福留の場面で目下、好調の2番手左腕・高梨と交代となった。7回途中106球3安打11奪三振無失点での降板は上出来だ。代わった高梨は福留を歩かせ二死満塁としたが、代打・中谷を見逃し三振に仕留め、火消しに成功。決してホームを許さなかった。

 その直後に打線が奮起。2番で起用した重信が右翼線三塁打で出塁し、坂本がきっちりと先制の中犠飛。8回にも坂本の適時二塁打が飛び出し、逃げ切った。これで戸郷は自身3連勝で6勝目をマークした。5日の阪神戦(甲子園)でも7回1失点で白星と虎相手の快投が続いている戸郷はお立ち台で「初回から粘って粘って。抑えようという気持ちでやってきたので良かったです」と笑顔を見せた。

 その一方で2戦連続イニング途中での交代には「勝負所でしっかりといい投球ができなかった」としっかりと反省。「次に向けての課題がみつかった試合だったので、自分でもっとやっていけるように頑張ります」とさらなる高みを目指すという。

 宮本投手チーフコーチは「今季イチじゃない。内容的に今季で一番いいように見えた」と若武者に最敬礼。成長を感じる部分に「フォークの質が良くなったおかげでストレートも良くなっている」と球種による相乗効果を挙げた。

 これでチームは今季、東京ドームで阪神戦6戦全勝。阪神に同一カード3試合連続ゼロ封勝ちは実に25年ぶりだ。そして貯金も今季最多の13…とその勢いは増すばかりだ。