プロ初勝利!巨人の〝新・雑草魂〟田中豊樹を支えた原監督の言葉

2020年08月20日 01時16分

プロ初勝利の田中豊の肩を抱き満面の笑みで祝福した原監督
プロ初勝利の田中豊の肩を抱き満面の笑みで祝福した原監督

 巨人の背番号「19」がプロ5年目にして初勝利をマークした。19日の阪神戦(東京ドーム)で2回緊急降板したメルセデスに代わり、3回からマウンドに上がった田中豊樹投手(26)は2イニングを1安打無失点に抑え、流れを渡さず。その後も救援陣の完封リレーで巨人が8―0で勝利し、田中豊にプロ初勝利が舞い込んだ。

 戦力外から巨人に拾われた右腕。復活の裏には指揮官からの温かい言葉があった。昨オフ、4年在籍した日本ハムを戦力外となり「ラストチャンスのつもりで」(田中豊)巨人のトライアウトを受けた。育成で入団すると二軍で抑えとして結果を残し、7月26日に支配下契約を勝ち取った。

 目標だった一軍に合流すると、原監督から上原、菅野らエースがつけた「19」と一緒に「ジャイアンツに来て(新たな)野球人生というのはスタートしているぜ。だから、少々の逆風が吹こうがね、そんなことは気にする必要はないよ、守ることはないよ」と言葉をもらったという。

 その言葉を胸に腕を振り続けた右腕は「いつも通り、自分の与えられた立場で投げるということだけを考えた。今日もいつも通り投げられたと思います」。ドン底から立ち上がった〝雑草〟が、新天地でしっかりと根を生やしつつある。

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