巨人先発のC・C・メルセデスが19日の阪神戦(東京ドーム)で2回緊急降板した。2回を無失点で抑え、2点リードでベンチに戻ったメルセデスは宮本投手チーフコーチと会話。通訳を交えてメルセデスが左ヒジを見せながら何やら話すと、宮本コーチは涙目に…。同コーチが左腕の頭をなで、抱き寄せる様子が中継映像で流れた。

 メルセデスはタオルで顔を覆うと、2回の打席に立つことなくベンチ裏へ。代打・吉川大が告げられ2回34球1安打2四球無失点で降板となった。3回からは2番手・田中豊がマウンドに上がった。

 前回登板の13日、ヤクルト戦(東京ドーム)で左腕は6回117球を投げて3失点だった。何らかのアクシデントが発生したとみられる。