中日の新生・ロドリゲス またG戦快投で来日初白星! 記念球は「両親に渡したい」

2020年08月15日 22時00分

与田監督(左)に来日1勝を祝福されるロドリゲス

 最下位・中日が痛快な首位・巨人叩きだ。15日の巨人戦(東京ドーム)で中日は投打の歯車をがっちりと噛み合わせて7―4と快勝。借金を6まで減らし、首位とのゲーム差を8・5ゲームまで縮めた。

 救世主となったのは育成選手から支配下へ這い上がり、来日2度目の先発で初勝利を挙げたヤリエル・ロドリゲス投手(23)だ。

 4回こそ吉川尚に中前適時打を浴びて1点こそ失ったものの、この日最速156キロの動く直球を武器に、スライダーやチェンジアップなど変化球のキレも抜群で、G打線を翻弄。7回を6安打1失点、9奪三振の堂々たる投球を披露した。

 与田監督は「前回同様、ストライクゾーンで勝負していく、前回よりもピンチは多かったけど、落ち着いて投げてくれたのでは。(球の力は)もうそれは素晴らしいと思います、ホントに」と目を細めた。

 前回9日の来日初登板では7回一死までノーヒッターの快投を見せたが、勝ち負けはつかず。ロドリゲスは中5日での登板にも「ホントにホントにうれしいです。皆さんのおかげで来日初勝利が挙げられた。前回の登板からしっかり準備してきました」とヒーローインタビューで満面の笑みを浮かべた。

 同じキューバ人で9回を締めた守護神のR・マルティネスから受け取ったウイニングボールは「やっぱりキューバにいる両親に渡したい」。来日初勝利し、感謝の言葉を伝えたい人を問われると、ロドリゲスはキューバに住む両親、婚約者、息子と返答。「自分の息子です。日本では考えられないかもしれないけど、キューバでは結婚してなくてもあることで、息子はいます」と打ち明けた。

 さらに「ドラゴンズは最初に自分の力を信じて契約してくれて、二軍の投手コーチが育ててくれて支配下になれたことにも感謝したい。日本にきたのは一軍に上がって活躍することで、ドラゴンズのために頑張りたい」ときっぱり。ロドリゲスは今後も家族のため、ドラゴンズのためにも白星を積み重ねていくつもりだ。

 明日16日も巨人に勝てば、今季初の3カード連続勝ち越しとなる中日だけにロドリゲスに続いて他の竜ナインも意地を見せたいところだ。