内川が“生涯ソフトバンク”を宣言

2013年11月25日 11時00分

トークショーで“生涯ソフトバンク”を誓った内川

 ソフトバンクの内川が24日に北九州市小倉駅前の商業ビルで行われたトークショーに参加。会場に詰めかけたファンに来季の日本一奪回を明言し、さらに“生涯ソフトバンク”を誓った。このオフ、チームが積極的な補強に動いていることも発奮材料にして、内川は来季に向けてじっくりトレーニングを続けていく。

 

 トークショーで行われた質問タイムでのことだ。会場にいた子供が「次に行きたい球団はどこですか」と聞いてきた。ド直球の質問に思わず苦笑いしながらも、内川は「いらないと言われれば別だが、考えていない。これだけいい環境でやらせてもらっているので」と、これからもソフトバンクでプレーし続けたい気持ちを正直に話した。

 

 来季は4年契約の最終年。今年の契約更改で早くも来季以降の残留を求められる可能性もあり、その場合は「内容によっては断る理由はない」という。そうなれば選手としてはうれしいが、基本は来季の戦いを終えてから交渉し、決断することになるだろう。内川は「その時、複数年の契約を提示して、球団からもっといてくれと言われるような選手にならないといけない」と力を込めた。

 

 チームは今季、Bクラスに終わり、このオフは積極的な補強に動いている。広島からFAした大竹、中日からFAの中田賢、日本ハムからFAした鶴岡に猛アプローチをかけ、秋季キャンプ中にメキシカンリーグの強打者カニザレスを獲得。オリックスを退団する李大浩にも熱い視線を送る。

 

 チームをけん引する立場の内川が、この動きを意識しないはずがない。「今(チームに)いる人たちはそれ(積極補強の動き)を刺激にしなきゃならない。人を獲るということがチームにとってどういうことなのか考えると負けられない。それがレベルアップにつながる」

 

 今回の補強で内川がポジションを脅かされる可能性はほとんどないが、油断してしまうわけにはいかない。「僕も自分の立場を確保しないといけない。間違ったら(試合に)出られない」と危機感は常に持ち続けいる。

 

 今後、今宮、安田、DeNAの松本、白崎と、DeNAから戦力外通告を受けて来季、ソフトバンクと育成契約する細山田と、地元・大分で自主トレを行う。先輩として若手の指導にもあたるが、自分のトレーニングもおろそかにはしない。

 

「(WBCもないし)今年は慌てる必要はない。ティーはするが、ボールを打ち出すのは遅い時期になるかも」。開幕を見据え、じっくりと丁寧に仕上げていくつもりだ。内川は来季こそ日本一の原動力になるつもりだ。