石川昂&根尾より期待大? 与田竜キューバコンビに〝外国人初〟新人王獲りの大号令

2020年08月15日 05時15分

【左】イケメン捕手のA・マルティネス【右】デビュー戦で好投したロドリゲス

 竜の反攻のキーマンは新人王資格を有するキューバコンビか。中日は14日の巨人戦に敗れ、またも3連勝を逃した。打線は8回に福田の犠飛で1点を挙げるのが精いっぱいで、相手先発の高卒2年目・戸郷に6回途中まで4安打無失点に抑えられ、今季5勝目を献上した。

 この戸郷と、同日の阪神戦で4勝目をプロ初完封で飾った広島のドラフト1位・森下の新人王争いが本命視される中、そこに待ったをかけるべく中日は手を打っていた。11日に臨時12球団代表者会議がオンラインで開かれ、実行委員会では球団が同じキューバ人のアリエル・マルティネス捕手(24)とヤリエル・ロドリゲス投手(23)について申請していた新人王資格が承認された。

 A・マルティネスは10日に左手を負傷して抹消中だが、ここまで31試合に出場し71打数21安打の打率2割9分6厘、2本塁打。ロドリゲスもデビュー戦となった9日の巨人戦で7回一死までノーヒッターの快投を披露するなど、非凡な潜在在能力は見せつけた。新人王に向けて、ロドリゲスは「権利があることは聞いたよ。あるのなら挑んでみたいね」と腕を撫している。

 球団関係者は「最下位だし、石川(昂)も根尾も二軍落ちしてしまって正直、ウチには全国区の話題があまりない。今はアリエルも二軍だけど軽症だからすぐに上がって来れるはず。また持ち前の打棒を発揮したり、投手陣を好リードして暴れてほしい。ロドリゲスもここから勝ち星を量産していけば、戸郷や森下に追いつくことも十分可能だと思う。アリエルとロドリゲスが新人王争いに加わって、どちらかが獲得すれば外国人では球界初の快挙だし盛り上がる」と期待を寄せている。

 いずれも育成契約から開幕後に支配下となった竜のキューバコンビが、新人王を獲得するような大活躍を見せれば、チーム浮上のカンフル剤となるだろう。