ソフトバンク・柳田がついに米国上陸!「規格外アーチ」が本場で〝バズる〟予感

2020年08月15日 05時15分

オリックス戦の8回に衝撃的な決勝3ランを放ったソフトバンク・柳田

 この調子だと野球の本場・米国で〝バズる〟かもしれない。規格外の打撃で令和初の3冠王に史上最高打率、史上最高出塁率まで狙えそうなソフトバンクの柳田悠岐外野手(31)のことだ。14日のオリックス戦(ペイペイ)では決勝3ランを放ってチームを5連勝に導くなど、ここまで打率3割8分7厘、15本塁打、38打点。新型コロナウイルスの影響で野球に飢えている米国人も放ってはおかない!?


 2015年には打率3割6分3厘、34本塁打、32盗塁でトリプルスリーを達成し、首位打者に最高出塁率、リーグMVPに輝き、18年にも首位打者のタイトルを獲得。そんな過去の実績も霞んでしまうほど、今年の柳田は打撃で凄みを増している。

 打撃3部門では打率3割8分7厘と15本塁打がリーグトップ。打点だけはトップの楽天・浅村に15差の38打点と物足りないが、出塁率は驚異の4割9分8厘を誇る。令和初となる3冠王だけではなく、1986年に阪神・バースが記録した3割8分9厘の史上最高打率や、同年にロッテ・落合がマークした4割8分7厘の史上最高出塁率の更新まで期待できそうな勢いだ。

 14日のオリックス戦では1―1の8回二死一、二塁から左腕・山崎福の直球を右翼席に叩き込んだ。打ったのは内角の厳しいコース。これには工藤監督も「神がかっているホームラン。なぜ打てる? 僕には分かりません。僕が見る限り彼しか打てないんじゃないか」と大絶賛だった。

 柳田は「いい反応ができました。まぐれです」と謙遜していたが、その規格外の打撃は野球の本場で「バズる」可能性も出てきている。米国の野球事情にも詳しい球界関係者は「一般の野球ファンが彼を見て『メジャーに来るべき』とか『明日にでも私のひいきチームに来てほしい』と騒いだり、それこそツイッターで彼の打撃がバズる可能性は大いにあると思います。メジャーリーグが60試合しかない中で、注目を集めても何らおかしくありません」と話す。

 実は今週の6連戦からパ・リーグの各試合は米国でライブ放送されることになった。パシフィックリーグマーケティングが、米スポーツ専門チャンネル「For the Fans(FTF)」とパートナーシップ契約を結んだからだ。メジャーリーグの大幅な試合削減の中で、米国の野球ファンに日本野球をアピールする機会にもなる。真っ先に開幕した台湾野球の海外向けライブ配信が米国から同時視聴で2万人を集めた実績もある。

 柳田は今季だけでも京セラドームの天井直撃弾や、右手1本での技ありアーチなど、インパクト抜群の打撃を連発している。18年の日米野球の際も一部MLBファンの話題に挙がったほどで、さらに磨き抜かれた姿がSNSを通じて話題となってもおかしくない。