日本ハムの大田泰示外野手(30)が14日、ロッテ戦(ZOZOマリン)に先発出場し、4打数3安打2打点と活躍した。

 今季はここまで不振に苦しみ、45試合出場で42安打、28打点、5本塁打の打率2割3分6厘(試合前時点)となかなか数字を残せずにいた大田。前夜の試合では疲労なども考慮されてスタメンから外れたが、この日は2本の適時打を含む3安打を放ち、面目を保った。

 大田自身も「きっかけはみんなそうだと思うけど、自分の中でしっくりくるものがあって、打席の中でしっかりスイングできているのが、いい結果につながったと思う」と手応えアリの様子。「明日はどうなるか分からないが、いつも通りの準備をしっかりとして試合に臨みたい」と、手探りながらも復活に向けた一歩を踏み出した。