巨人・中島の200号を一番喜んだのは… 獲得推した原監督の安堵

2020年08月14日 22時55分

通算200号本塁打を放った中島。笑顔がはじける

〝まずはひと安心〟といったところか。巨人・原辰徳監督(62)が、14日の中日戦(東京ドーム)で自身通算200本塁打となる5号3ランを放った、中島宏之内野手(38)をたたえた。

 先制、中押し、ダメ押しと効果的に点を重ね6―1と快勝し3連勝。そのダメ押しの3点本塁打を左中間スタンド中段に突き刺したのが、この日6番に入ったベテラン・中島だった。指揮官も「非常にナカジらしい、勝負強い打撃が出てきましたね」と評すると、続けてこう振り返った。

「今年は春先から非常に、強い覚悟の中でね、野球に取り組んでくれているなと。オフの間もかなりトレーニングをやったと聞いていますしね。こういう結果に、今のところなっているというのは、彼にとっても非常にいいと思いますね」

「今のところ」ではあるが、一応の結果を残したことに、ひとまず胸をなでおろしているのは原監督自身かもしれない。世代交代が急務といわれていた当時の巨人で、オリックスを自由契約となった36歳の中島の獲得を推したのは、他でもない原監督だったからだ。

 しかし、期待された移籍1年目の昨季は、わずか43試合の出場で打率1割4分8厘、1本塁打、5打点と散々。それでも今季の契約を提示したのも〝まだ燃え尽きちゃいない〟と信じた指揮官の思いに他ならない。ちなみに14日現在、39試合に出場し打率2割7分5厘、5本塁打、15打点の成績だ。

 試合後、「まだまだ(通過点)ですけど、できるだけ打ちたいなと思います」と殊勝に語った中島。〝恩人〟原監督のためにも、ベテランはまだまだ打ち続ける。