広島ドラ1・森下が圧巻2安打でルーキー完封一番乗り! 虎に3戦3勝でキラー襲名

2020年08月14日 21時35分

阪神打線を2安打に封じルーキー完封一番乗りを飾った広島・森下

 鯉のルーキーがプロ初完封! 広島・森下暢仁投手が14日の阪神戦に先発。9回被安打2の〝満点投球〟でチームの連敗を「2」で止め、「今日はストレートが良かった。前回(7日の登板)は4点を取られてしまいましたが、今日はしっかりと抑えることができました」と、ヒーローインタビューで喜びを爆発させた。

〝虎キラー〟の誕生だ。今季3度目の阪神戦。試合前まで2戦2勝と好相性を誇っていたが、この日は内容でさらにその上をいった。過去の2勝はいずれも6回で降板していたが、今回は「中軸の前にランナーをためないようにしたい。どんどん攻めていけたら」とさらに長いイニングを目指し、飛ばしに飛ばした。

 初回に味方から3点の援護をもらった立ち上がり。わずか14球、三者凡退で滑り出すと、2~4回までは圧巻の投球を披露した。過去の対戦で一発を喫していた4番・大山を149キロ直球で見逃し三振を奪ったのを手始めに、4回まで一人の走者も許さない完全投球で仁王立ちだ。

 ベンチで見守った横山投手コーチも「素晴らしい立ち上がり。引き続き自分のボールを信じ、ストライクゾーンで勝負して」との期待に応えるように、許した走者は5回の梅野、9回の近本のヒットのみ。大量6点の援護もあり、最終回まで投げ切って2安打無四球、12個の三振を奪いプロ初完封をマークした。

 打っても4点リードの6回二死一、二塁では左翼線にダメ押しの2点適時二塁打を放ち、プロ初打点も記録するなど、完全に〝ノリノリ〟で試合を支配した若鯉。25日に23歳を迎える〝前祝い〟を自ら飾った。