ソフトバンク・柳田が芸術V3ラン! 工藤監督「なぜ打てる? 僕には分かりません」

2020年08月14日 20時12分

またも究極の一発を放ったソフトバンク・柳田

 怪物級の大暴れを見せている。首位・ソフトバンクが14日のオリックス戦(ペイペイ)に4―1で快勝し、5連勝を飾った。試合を決めたのは主砲・柳田悠岐外野手(31)だ。

 1―1の同点で迎えた8回二死一、二塁で鷹党の期待を背負い主砲・柳田のバットが火を噴いた。好投を続けていたオリックス先発・山崎福の見事に打ち砕いた。4球続けて外を攻められ「また外が来る」との思いとは逆に、直球を内角いっぱいに突かれた。しかし「いい反応ができた」と腕をたたんでスムーズに振り抜くと、鋭い打球が右翼席ポール際の中段へ。芸術的な一撃は試合を決める一発となった。

「力まないことをテーマに打席に入っていた。(直前の)3打席目に打ちたい気持ちが強くなって三振していたので。感触は完璧でした。最高の結果になりました」。会心の15号3ランに右手を突き上げた。

 相手バッテリーも肩を落とすしかない。打たれたのは裏をかいた懐いっぱいの厳しいボール。柳田は「まぐれです。まぐれなんですけど、ああいう場面で起きて良かった」と謙遜したが、見事としか言いようのない打撃だった。工藤監督は「なぜ打てる? 僕には分かりません。彼にしか分からないと思う」と思わず苦笑い。「神がかったホームラン。僕が見る限り彼しか打てないんじゃないかというホームラン」とたたえた。

 ここまで打率3割8分7厘、15本塁打、38打点。令和初の3冠王、さらには前人未踏の打率4割も狙える位置にいる。最終的にはどのような成績が残るのか。規格外の打撃に貫禄が備わった2020年シーズン。鷹のスラッガーが大きな夢を見させてくれそうだ。