阪神・西勇に悲痛な願い「エースならカード頭に投げてくれ!」

2020年08月13日 06時15分

現在は〝表ローテ〟の2番手で投げる西勇だが…

 阪神は8月4日から始まった真夏の9連戦を4勝5敗でフィニッシュ。最後のゲームとなった12日のDeNA戦(横浜)では青柳が中4日で登板し、6回途中4失点(自責は3点)の粘投で5勝目を挙げた。

 過密日程を乗り切るため、青柳以外の先発陣も9連戦中はイレギュラーな起用を強いられた。4日と5日の巨人戦では、ガルシアと藤浪がそれぞれ中5日で登板。コンディション不良で二軍調整中だった高橋や疲労を考慮して抹消されていた秋山も次々と戦線に投入された。中6日の登板間隔を維持したのは〝表ローテ〟の2枚目にあたる、土曜日登板の西勇輝投手(29)のみだった。

 西勇は勝ち星こそ2勝にとどまっているが、防御率2・44と抜群の安定感を誇る。エースのペースを乱したくはないという虎首脳陣の配慮もあるのだろう。だが、チーム内からはかねて「エースである西にはカード頭である金曜日に投げてほしい」(関係者)との声が上がっている。

 昨季、西勇は主に土曜日、日曜日に登板。昨季後半から高橋が主に金曜日の登板を任されたが、その高橋も最終的には3勝(9敗)しか挙げられなかった。

 そんな経緯もあって、前出の関係者は「今季こそはエースの定位置であるカード頭の登板を西に担ってほしい。言うまでもなく彼は12球団屈指の好投手。チームの勝利も敗北も真の意味で背負えるのは彼だけ」と熱い期待をかける。3位に浮上し、さらなる上位進出を狙う阪神にとって、今一番必要なのは〝真のエース〟だ。