悩める巨人・坂本 2発3打点快音連発も気になる歯切れの悪さ 

2020年08月12日 23時23分

6回、この日2本目の9号ソロを放った坂本。はじける笑顔はまだ見られない

 悩めるキャプテンが本当に笑える日はいつになるのか――。12日のヤクルト戦(東京ドーム)で、巨人・坂本勇人内野手(31)が2本塁打を含む3安打、3打点と大暴れ。試合前まで18打席音なしがウソのような活躍で8―1の勝利に大きく貢献した。

 この日、1番に入ったことについては「何回も1番打ってますし」と違和感はなかったそうだが「ただこういう状況(不調)で1番バッターを任されたというのは(監督が)『なんとかしてくれ』というふうに感じて、なんとかいい結果を残せればいいなと思って」と指揮官の願いを強く感じ臨んだ試合だった。

 試合前の練習では石井野手総合コーチと「フィニッシュ(打ち終わり)時の右肩の位置」についてアドバイスを得た。しかし、主将のコメントからは歯切れの良さはなく…。

「正直、結果はずっと出てないなと思ってやっている。いいきっかけをつかめたかなと思っても、それを継続できなかったりしているので。練習でもいろいろ考えながら、ずっとしっくりきていない。今年はそういう中でなんとか結果を残さないといけないなと。今日も3本出ましたけど、そういうような心境ですね」

 まだ悩みの中にいる背番号6。ノーヒットのトンネルは抜けたが、試行錯誤の日々はまだ続く。