ヤクルトの村上宗隆内野手(20)が6、7月度の月間MVPを受賞した。20歳での同賞受賞は球団史上最年少。今季は開幕から4番に座り、6、7月の35試合で打率3割3分9厘、6本塁打、37打点をマーク。7月に記録した月間31打点は球団の日本選手新記録だった。

 村上は「すごくうれしく光栄に思う。これから先もこの賞を多く取っていけるように頑張っていきたい」と、うれしそうに話した。

 昨年は36本塁打で新人王にも輝いたが、打率は2割3分1厘と安定感にかけていた。今季は確実性も増している。若き燕の主砲は「僕の前を打ってくれる先輩方が出塁してくれて、チャンスで僕の打席に回してくれるおかげ」と周囲に感謝しつつ「昨年と違う自分を見せられていると思う」と胸を張った。