快適ドームから一転…所沢名物〝サウナドーム〟で集中力欠いた? 西武が楽天に逆転負け

2020年08月11日 23時23分

西武・平良

 西武は11日の楽天戦(メットライフ)に5ー7と逆転負け。5連敗となり辻政権ワーストの借金は「6」となった。

 山川の負傷欠場で打線を大幅に組み替えた。これが奏功し栗山の2ラン、メヒアの2発などで一時は4―3と逆転に成功するもこの日は頼みのブルペンに狂いが生じた。

 1点をリードしていた6回、先発・高橋光が二死を取りながら安打と四球で一、二塁のピンチを背負い降板。ここまで18試合(18回)に登板し25奪三振を奪う160キロ右腕・平良海馬投手(20)が2番手として登板したが、その豪腕に本来の迫力と集中力がなく辰巳へのカットボールが抜け死球で満塁。小深田への154キロを左翼線に落とされ逆転の2点適時二塁打とされてしまった。

 平良は回をまたいだ7回にもいきなり先頭の茂木に左翼線二塁打を打たれ浅村、ロメロに連続四球を与え無死満塁のピンチを作り降板。後を受けた佐野が島内に適時打を許したことが結果的に致命傷となったが、この日の平良は24球中半数の12球が明らかなボール球だった。

 登板前から大粒の汗が吹き出し、どこか集中力も欠いていた八重山右腕。辻監督は「やっぱり2週間ぶりにこんな暑いところに来ておかしくなったのかな。ちょっと投げっぷりどうかな、と思っちゃうよね」と福岡、札幌の快適ドームを転戦して来た直後の〝本拠地リスク〟に言及した。
 
 ライバル球団ナインからは「ミストサウナ」「ロウリュウ」とも称され怖れられている自然環境共生型ドーム。関東地方が本格的な猛暑日となったこの日、8月最初のメットライフドームでの試合で、そこを本拠地とする西武ナインに思わぬ試練が降りかかった。