投手陣が踏ん張れず広島が中日戦(マツダ)を1―8で落とした。中5日での登板となった先発の野村祐輔投手(31)が4回途中でKOされるとリリーフ陣も流れを止められずケムナ、一岡、DJ・ジョンソンも次々と失点。打線も再三のチャンスを活かせず1点を取るのがやっとだった。

 試合後、佐々岡真司監督(52)は「2点で止める姿を見せてほしかった。こういう試合をしていたらファンに申し訳ない」と4回、高橋に2ランを浴びた後も3連打で追加点を許した野村に苦言。右腕自身も「4回がすべて。粘り切れずチームに申し訳ないです」と猛省した。

 また、指揮官は「今のボールではビハインドで投げていても結果は一緒なので」と、8回に登板して2失点だった一岡の二軍行きも決断した。