ついに出た。中日・根尾昂内野手(20)が11日の広島戦(マツダ)に「2番・中堅」でスタメン出場し、6―1の9回無死一塁で迎えた第5打席に5番手のDJ・ジョンソンが投じた初球を右前にはじき返し、プロ初安打をマークした。初回無死一塁の第1打席は空振り三振、3回二死二塁の第2打席と5回先頭の第3打席は二ゴロ、7回一死走者なしの第4打席は見逃し三振だった。

 1年目の昨季は9月末に2打席しかチャンスを与えられず、いずれも三振。今季は今月4日に出場選手登録され、同日からのDeNA3連戦では全てスタメン出場したものの8打数無安打と結果を残せなかった。10日までに代打を含めて5試合に出場し、計12打数無安打7三振だった。