10打席無安打の中日・根尾に二軍落ちカウントダウン OBは「中途半端な使われ方はかわいそう」

2020年08月11日 06時15分

5回、代打で出場し空振り三振に倒れた中日・根尾

 中日・根尾昂内野手(20)が〝一軍の壁〟にブチ当たっている。10日の広島戦(マツダ)で5回に先発・小笠原の代打で出場したが、相手先発・九里のフォークを空振り三振。初球、3球目も変化球をいずれも空振りし、1球もボールにかすりもせず、悔しそうな表情を浮かべながらベンチに戻った。

 前日9日の巨人戦(ナゴヤドーム)で本拠地デビューした根尾だが、同点の延長10回二死の打席で左手を負傷したA・マルティネスの「代打の代打」として緊急出場し、空振り三振を喫してゲーム終了となった。

 4日に一軍昇格後、10日までで10打席無安打で5三振。昨季にデビュー以来、これで12打席連続ノーヒットとプロ初ヒットが遠い。

 しかし、根尾を擁護する声もOBの間から噴出。ドラフト1位・石川昂弥内野手(19)は一軍デビュー戦の初打席でこそ二塁打を放ったが、そこから21打席無安打と苦しんだ。あるOBは「根尾の使われ方はかわいそうだよ。石川(昂)のように我慢して使っていれば、打つようになるのに。石川は10試合以上もスタメン出場したのに根尾のスタメンはたった3試合だけだし、5回途中で代えてしまった試合もある。それからほとんど使われなくなってしまった。本拠地デビューだってアリエルが負傷したからだけだし、今のような中途半端な使われ方で結果を出すのは難しいよ」と指摘する。

 このまま、たまに代打で起用するだけでは根尾の調子が上向きそうもなく、いよいよ二軍落ちカウントダウンが待ったなしの状態となってしまっている。