どうした西武…打線の迫力不足で「特徴のないチーム」に

2020年08月10日 12時18分

昨季のパMVP・森もいまだ打率2割3分台と苦しんでいる
昨季のパMVP・森もいまだ打率2割3分台と苦しんでいる

 パ・リーグ3連覇を目指す西武が福岡、札幌と続いた2週間のロードを2勝9敗(1試合中止)と大きく負け越し、貯金2から借金5の5位へと転落した。

 辻政権になってワースト借金を背負うチームは、ここまで42試合を消化しチーム防御率4・56(リーグ6位)、打率2割3分9厘(同5位)、40本塁打(同3位)、177得点(同4位)、25盗塁(同5位)と過去3年と比較して攻撃面スタッツの低下が目立つ。そこへもってきて、もはや「定位置」となってしまったチーム防御率の低迷が追い打ちをかけ、投打両面で「特徴のないチーム」になってしまっている。

 この11試合の数字だけを見てもチーム防御率は5・00と悪く、先発投手がクオリティー・スタート(6回以上を3自責点以内)を記録したのは7日、日本ハム戦(札幌ドーム)でのニール(6回3失点3自責点)のみ。その1本柱も今年は8試合で2勝2敗、防御率4・47とトータルで精彩を欠いている。

 打線も遠征中は打率2割1分7厘の低空飛行で計35得点では投手陣の与えた43失点をカバーしきれなかった。

 今は投打ともに軸のない状況の中、トンネルの出口を探す西武。11日からは本拠地にソフトバンクと同率首位の楽天を迎える。シーズンの1/3が過ぎたこの時点での踏ん張りが、V3への大きなヤマ場となってくる。

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