日本ハムの斎藤佑樹投手(32)がグラウンド外でもピンチに陥っている。10年目の今季はここまで一軍昇格はなく、ファーム暮らしが続いている斎藤。二軍戦で中継ぎとして8試合に登板し、1勝3敗の防御率8・00と納得のいく結果は残せていない。それでも、今季から実戦で使用するようになった新変化球〝名護カーブ〟の精度も上がり始め、投球の幅自体は広がりつつある。

 そんな試行錯誤を続ける斎藤だが「意外な人物に恐々としているのではないか」と関係者の間で話題になっている。その人物とは2年前までチームに在籍し、現在は社会人野球・東芝でコーチを務める新垣勇人氏(34)だ。チームきってのムードメーカーだった新垣氏はナインから慕われ、斎藤も懇意にしていた。引退した今でもファンの多い新垣氏は先日、会員制のコミュニティサイト「カキ暮らしの小部屋。」を開設。同コミュニティではファンとの交流やトークショーのほか、ファイターズの選手の小話なども行うという。

 関係者は「破天荒キャラのカキさんのことだから、ぶっちゃけた話もどんどんしそう。佑ちゃんも含めて、仲が良かった選手たちはスキャンダラスな話など『自分のあの話を暴露されるのでは!?と戦々恐々としてるんじゃないですかね」と語る。

 現役時、斎藤本人からは「ファイターズ、いや、球界イチ面白い人ですね」とも評された新垣氏の暴露トークがどうさく裂するのか、斎藤を筆頭に日本ハムナインはハラハラしている。