とっておきの代打・福留が併殺…阪神・矢野監督「藤川も難しい投球になってしまった」

2020年08月08日 22時02分

勝ち越し点を許し、肩を落とす阪神・藤川(中)

 阪神は8日の広島戦(マツダ)に1―2で敗れ借金3。6回1失点と力投する先発・西勇を打線がまたも見殺しにした。

 勝負を分けたのは、1―1で迎えた7回の攻防だ。一死満塁とこの日最大のチャンスを迎えた阪神・矢野監督は必勝を期し、西勇に代打・福留を送る。だが、結果は最悪の二ゴロ併殺打…。悪い流れを引きずってその裏に突入すると、救援・藤川が自らの失策などで崩れ、坂倉に決勝の適時打を献上してしまった。

 今季ここまで8試合に登板して防御率2・44と安定した投球を続ける西勇だが、勝ち星はまだ2つしか挙げられていない。矢野監督も「西(勇)に勝たせてやらねばならない試合だった。(好機を逸した)流れの中で、藤川も難しい投球になってしまったと思う」と勝負のアヤを嘆く。

 打線が奮起すれば投手陣が崩れ、投手陣が奮投すれば打線が冷え込む。猛虎にとっては投打が噛み合わない苦しい夏が続く。5位・広島とは気づけば0ゲーム差。今こそが正念場だ。