粘って、粘って、投手との勝負に勝った――。

 DeNAの佐野恵太内野手(25)が8日のヤクルト戦(神宮)に「4番・左翼」で先発出場。2―2の5回二死二塁で打席が回ると、カウント3ボール2ストライクから6球連続でファウルで粘った。そして12球目にヤクルト先発・小川の129キロ変化球をとらえてバックスクリーンへ勝ち越しの7号2ランを放った。佐野は笑顔でダイヤモンドを一周した。