阪神・大山悠輔内野手が8日の広島戦で9号ソロを放った。

 1点ビハインドの2回、広島先発・大瀬良の投じた3球目を大山は思い切りよくフルスイング。強烈な弾丸ライナーを左翼席へ突き刺し、試合を振り出しに戻した。

 8月の打率は1割2分5厘と低空飛行が続いていた背番号3は直近でも14タコと快音から遠ざかったままだった。若き4番をいち早く再生させるべく、この日の試合前には、矢野監督に加え、井上打撃コーチ、新井打撃コーチの3人で大山に打撃指導を敢行。その効果がさっそく第1打席で形となってあらわれた格好だ。

 大山は、はにかみながらダイヤモンドを一周するとベンチで待つ矢野監督から祝福を受けた。