巨人・原辰徳監督(62)が〝血まなこ〟のワケは…。7日の中日戦(ナゴヤドーム)は、中5日で先発した左腕・田口が2回にいきなり4失点するなど、序盤で主導権を握られ1―7と敗戦。前日の阪神戦に続き、2試合連続の大敗を喫した。

 試合後の原監督は「ちょっとツーアウトからの4点は重かったね」と淡々。攻撃面も精彩を欠き、2~4番を丸、坂本、岡本の並びで臨むも無安打に終わったことには「明日は打つよ」と一言でまとめ上げた。

 しかし、報道陣が気になったのが指揮官の〝象徴〟でもある目が真っ赤だったこと。目は口ほどに物を言う。淡々とした物言いの裏で、そのハラワタは煮えくりかえっているのか…。

「コンタクトの具合が悪いんだよ。入っているのか入っていないのかわからないんだよ。取れてないんだよ…まぁいいや」

 原因がわかり周囲もひと安心だが、敗戦で気分がいいわけがない。現状打破するには先制点を奪うことが大事かと問われると「だからそういうことですね。明日はまたすぐ来ちゃうから」と、明日を見つめた。次戦こそ〝視界良好〟といきたいところだ。