試合だと人格豹変…阪神・高橋遥人は〝虎の本田巡査〟だ! 亜大同期が「こち亀」キャラそっくりと証言

2020年08月07日 11時10分

11奪三振で巨人打線を封じた阪神・高橋【左上】小山氏(グッデイ提供)

 貴重な左腕が帰ってきた。左肩のコンディション不良で出遅れた阪神の高橋遥人投手(24)が6日の巨人戦(甲子園)で今季初先発し、7回3安打無失点、5者連続を含む自己最多の11三振で約1年ぶりとなる白星を挙げた。普段は癒やし系キャラだが、試合になれば人格が変わる――。首位巨人相手にマウンドで仁王立ちした左腕の“知られざる素顔”を旧友が明かした。


 初回は亜細亜大で同期の先頭打者・北村を空振り三振に切るなど申し分ない立ち上がり。5回に一死一、三塁とピンチを招くが若林、代打・陽岱鋼を連続三振に仕留めて切り抜けた。試合後は「久しぶりに甲子園で投げさせてもらって、思い切った投球ができた」と満足そうに話し、矢野監督も首位巨人相手に一歩も引かない投球を「期待通りの素晴らしい投球でした」と絶賛した。

 普段は癒やし系キャラだが、マウンドでは一変する。鬼気迫る雰囲気をまとい、相手打線に立ち向かう。亜大野球部の同期で現在はアーティストとして活動中の小山翔吾氏は、高橋が2017年ドラフト2位で阪神に指名された際に「少し気が弱くナヨナヨした部分があるので、同級生の間では『甲子園のヤジにやられるんじゃないか』と心配半分でした」と振り返りつつ「試合では人が変わります。ヤジも『ミスは必ず出るものだから』と意に介さずという感じでした」と秘められた強気な性格を明かす。

 小山氏は元投手で、高橋とは大学時代からプライベートでも仲が良かった。高橋が甲子園で使用している登場曲「Fly away」は小山氏がプレゼントしたものだ。そんな固い絆で結ばれた仲だからこそ知り得る一面もある。

「『巨人の岡本選手やDeNA打線は一発があって怖い』と言っていましたが、それでも『変化球で逃げず、自分の一番の武器の真っすぐで攻めたい』と熱く語ったりしていました」(小山氏)

 その性格はひと言で表すと「極端に言えば『こち亀の本田さん』」。かつて週刊少年ジャンプで掲載されていた長寿漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」に登場する本田速人巡査のことで、普段はひ弱な小心者がバイクに乗ると豪快で男らしい性格に豹変するキャラクターがどこか高橋に似ていると小山氏は言う。
 野球のことになれば一気にスイッチが入り、どんな敵にも強気に立ち向かう。高橋がこれからどんな活躍を見せるか楽しみだ。