ソフトバンク「1番・松田宣、2番・バレンティン」の奇襲オーダーは吉と出るか

2020年08月07日 06時15分

まさかの「1番・松田宣、2番・バレンティン」

 ソフトバンクが〝奇襲オーダー〟で6日の楽天戦(楽天生命パーク)に臨み、3―1で快勝。連敗を2で止めた。

 まさに異色のオーダーだった。もともと1、2番を固定していなかったが、この日は「1番・松田宣、2番・バレンティン」。試合前の成績は松田宣が打率2割1分、2本塁打、13打点でバレンティンは打率1割9分2厘、8本塁打、20打点とさっぱりで〝セオリー無視〟の並びだ。

 3番の柳田は開幕から絶好調。少しでも出塁率の高い選手を前に置いた方が良さそうだが、どんな意図があったのか? 工藤監督は「打席数も回ってくるし、気分転換の意味を込めて1、2番にしました。彼ら2人には調子を上げてもらいたい。違う場所で自分のペースで打つことも大事。マッチ(松田宣)の場合は初球の見逃しが多くなっていたので『1番で初球からとにかくいってこい』と話していってもらいました」と説明した。

 この日は同率首位による直接対決。それでも目先の勝利より松田宣とバレンティンの復調を優先したのは、この先のペナントレースを見据えてのことだろう。

 過去にも1番で起用されて復調した経験がある松田宣には内野安打ながら得点につながる1本が出た。「どんな安打でも安打には変わりがない。あとは、それを一つずつ積み重ねることが大事」と工藤監督。今回の荒療治は吉と出るか――。