中日・梅津晃大投手(23)が6日、出場選手登録を抹消された。2日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)に先発し、プロ初の完投で10回を5安打無失点で投げ抜いていた。しかし、打線の援護に恵まれず0―0の引き分けに終わり、完封勝利を飾ることはできなかった。

 その際、自己最多の127球を投げた〝代償〟なのか、球団からは「上肢のコンディショニング不良により、抹消」と発表されたが、右腕の違和感を訴えているとみられる。

 2年目右腕は、ここまで7試合に登板し2勝3敗、防御率3・74。もっかチームは借金ワーストタイの8で最下位に低迷しており、ここまでエース左腕・大野雄とともに先発ローテを守ってきた梅津の離脱はチームにとって大きな痛手となりそうだ。