巨人・戸郷が聖地で4勝目 打線も藤浪と〝王道〟の真っ向勝負!

2020年08月05日 21時30分

阪神・藤浪に投げ勝って4勝目を挙げた巨人・戸郷

 巨人の期待株・戸郷翔征投手が、憧れの聖地・甲子園で見事に〝復活〟した。自身2連敗で迎えた5日の阪神戦。8回ピンチを招いて降板したものの、同じく復活を期す藤浪との投げ合いを制し、堂々の4勝目を挙げた。

 ここまで2試合連続2被弾、5回以内でKOされて臨んだマウンドは、プロ入り初の甲子園。高校時代の2018年8月に、U18日本代表との壮行試合で投げて以来で、登板前日に「懐かしいですね」と語っていた、その舞台で躍動した。

 テンポよく投げる中、最初のピンチは1点リードで迎えた4回だ。安打と四球で無死一、二塁としたが、4番・大山を中飛。続くボーアを外角150キロの直球で遊併殺に打ち取ると小さくガッツポーズを作った。

 7回までゼロを積み重ね力投する若き右腕を打線も援護した。3回二死二塁でこの日1番に入った若林が藤浪のフォークを流し打った。「コンパクトに芯で捉えることだけを意識した」という中前打で先制点を奪うと、6回には主砲・岡本がやってくれた。

 戸郷の出塁を足がかりにした二死一、三塁、藤浪の初球を叩き右翼線フェンス直撃の二塁打。「戸郷が頑張っているので、なんとかしたかった」という一打で2点を追加すると、さらに5番・大城がカウント3―1からの5球目を左前へ。「力負けしないように思い切ってスイングしました」というタイムリーで1点を追加し、完全に主導権を握った。

 どこかのチームとは違い、「対藤浪」でも左打者ばかりを並べたりはしない。〝王道〟の強さで貯金は今季最多の「12」とした巨人。負ける気配がどこにもない。