ヤクルトは営業部門に所属する派遣職員が新型コロナウイルスに感染したと5日に発表した。球団事務所ならびに神宮球場で働いているものの、選手などのチーム関係者や観客との接触はないという。そのためチームは今後も予定通り活動を続けるとした。

 球団によると職員は1日に発熱し、味覚と嗅覚障害を訴えた。2日は自宅待機し、3日に病院を受診し、PCR検査を受けた。4日に新型コロナウイルス陽性が判明し、5日に医療機関に入院した。現在は濃厚接触者と認定される可能性がある社員は自宅隔離、当該派遣職員が業務をしていたエリアを中心に消毒作業を実施したという。