工藤監督が仙台入り 動揺広がる鷹ナインに「健康に気をつけながらシーズンを戦い切ることが最優先」

2020年08月03日 23時00分

練習を見守った工藤監督(奥)

 ソフトバンクは3日、ペイペイドームで全体練習を再開した。1日に長谷川勇也外野手(35)の新型コロナ感染が判明し、2日の西武戦(ペイペイ)が中止となった中、チームは2日ぶりに集合し、4日からの楽天戦(楽天生命)に向けて調整を行い、その後に仙台に移動した。

 練習前には三笠GMが今回の状況を説明。工藤公康監督(57)はナインを前に、より一層の注意とシーズンへの集中を強く呼び掛けた。

 市中感染、家庭内感染も広がり、地元福岡でも感染者数の増加傾向が止まらない状況…。指揮官は強い危機感をのぞかせつつ選手に語り掛けた。「(新型コロナウイルスは)しっかり対策をしても感染をしてしまう可能性は完全になくせないかもしれない。だが、その(感染防止対策の)意識は持っていないといけない。我々は健康に気をつけながらシーズンを戦い切ることが最優先。明日からの試合、しっかり頑張っていきましょう」。球団内でも動揺が広がる中、〝再スタート〟を前にチーム全体を鼓舞した。

 4日から始まる楽天6連戦の初戦先発はエース・千賀。右腕は2ゲーム差で追う眼下のライバルとの直接対決にも、平常心で勝利を目指す。「相手打線どうこうじゃなく、とにかく自分の球を投げることを考えてピッチングをしたい。6連戦の初戦なので、いい流れを持ってこられるようにしたい」。今季ここまで4戦3勝ながら防御率は4・18。夏本番を前にエースが本来の姿を取り戻すきっかけをつかめるか。改めて注目だ。