批判集中の与田采配がリニューアル?「失敗を全部背負う」竜OBから擁護の声も

2020年08月03日 06時15分

与田采配を擁護する声が出ている

 中日・与田剛監督(54)の采配がリニューアルされている。2日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)は0―0(延長10回)の引き分けに終わったが、2勝1分けと5カードぶりに勝ち越し。これまで先発投手を早めに交代させるケースが多かったが、初戦の大野雄とこの日の梅津が完投、2戦目の勝野が8回と先発投手に長い回を任せ、リリーフ陣に休養を与えることができた。

 ベンチワークで目立ったのが選手と積極的にコミュニケーションを取る姿勢だ。初戦では8回に大野雄に直接、状態を確認し完投させることを決断。この日も8回、梅津に声を掛けたが「僕もいく気でいましたし、与田監督もいかしてくれる感じでした。ひと言しか交えてないくらいです」(梅津)と意思の疎通はバッチリ。

 チーム事情に詳しい関係者からは「自分の意思を尊重して使ってもらえると選手も意気に感じるもの。今日は勝てなかったけど(梅津は)次も頑張ろうとなるよ」という声も上がった。

「スタメンをコロコロ変える」「早めの継投が多くて中継ぎに負担がかかる」など最近、与田監督への采配批判が噴出していたが、ここにきてOBや一部関係者の間からは「与田監督は新しい選手を大胆に起用する。コミュニケーションが心配されていた外国人捕手のアリエル(A・マルティネス)をすぐに捕手として起用したのは与田監督だからできたこと」「(コロナ禍の影響で)今は打撃コーチに取材ができない。指揮官だから当然かもしれないが打撃コーチの役割についてもすべて批判の矢面に立たされるのは気の毒」「選手の失敗も全部背負っている」と擁護する声も上がり始めた。

「代打・三ツ間事件」もあって7月は厳しい批判にさらされた与田監督だが、8月反攻に成功すれば風向きも変わるはず。4日からDeNA、巨人、広島と続く9連戦で勢いを加速できるか。