〝ハクション大魔王〟ウィーラー「走攻声」の活躍で巨人打線が梅雨明け

2020年08月01日 19時20分

5回、好走塁で本塁に生還した巨人・ウィーラー(左)

 巨人打線が久々の大爆発だ。1日の広島戦(東京ドーム)で15試合ぶりの2桁得点で快勝した。

 火をつけたのはシーズン途中に楽天から加入したゼラス・ウィーラー内野手(33)だ。

「5番・左翼」で先発出場すると3安打2打点と躍動した。2回無死二塁では同点の中前適時打。「ランナーを三塁に進めることを考えて打席に入りました。早めに追いつけて良かったね。ハーックション!」。登場曲にもしているアニメ「ハクション大魔王」似の助っ人はノリノリでコメントした。

 3回、相手失策で1点を勝ち越し、なお一死二、三塁の場面では左犠飛。やや浅かったが、三走・丸が好判断で生還し貴重な追加点となると「天井に当たってくれたら良かったんだけどね! もう少しだったね! ハックション!」となぜか打球が天井にぶつからなかったことを悔しがった。

 足でも魅せた。5回、中島の右前打に巨体を揺らし二塁から本塁へ猛ダッシュ。タッチを巧みにかいくぐりベースを左手で触る技ありの走塁で5点目を奪った。

 ベンチでも全力でナインを応援する新ムードメーカーの活躍にG打線も発奮する。6回一死満塁で岡本が左翼席に自身初となる14号の満塁弾。「追加点が取れたことが良かったです。また打てるように頑張ります」と若き4番はクールに言い放った。

 本拠地に戻ってから4戦10得点と湿っていたとは思えぬ打線の働きに原監督は「ウィーラー? そうですね。いいところで打って。ナカジ(中島)もね。いいところで打って。まあ、岡本もね。全体的に今日はつながったというところでしょうね」とニッコリ。

 この日、関東地方は梅雨明けとなったが、G打線にかかっていた雨雲も一気に吹き飛んだ。