巨人・坂東秀憲氏 パワプロが日本一うまい球団職員は東大医学部卒

2020年08月01日 15時00分

パワプロがうまい巨人球団職員の坂東秀憲氏

【核心直撃】コロナ禍における外出自粛の必要性から、家に居ながら野球を楽しめる「パワプロ」や「プロスピ」などの野球ゲームが改めて注目を集めた。そんな中、プロ野球とファン、そして野球ゲームをつなぐ懸け橋として活躍していた男がいた。巨人球団職員でありながら「eBASEBALL プロリーグ」の第一線で活躍、そして東大卒と異色の経歴を誇る坂東秀憲氏(26)が、野球ゲームの魅力からプレー技術上達のコツ、あの大物選手とのエピソードまで、熱く語った。

 ――球団職員として働くかたわら、プロのeスポーツ選手としても活躍。あらためてeスポーツの魅力とは

 坂東 一番は、年齢や性別、体格などに左右されないところだと思いますね。例えば、実際のスポーツだと、障がいを抱える方はできなかったりすることもあったりしますが、ゲームの中ではできたりする。僕も野球はへたくそだったんですが、ゲームでは楽しんで遊べています(笑い)。

 ――その中でも、野球ゲームの魅力は

 坂東 やはり、オンライン対戦で不特定多数の人と試合ができるところですかね。自分は飽きっぽいところがあるんですが、毎回違う対戦相手との試合は面白くて飽きないです。「パワプロ」などは、やりこみ要素があるのも大きいですね。球団だったり、高卒や大卒などの経歴を自分で選んで野球人生を疑似体験する「マイライフ」というモードは面白いですよ。あまり活躍しすぎても面白くないので、試合中にしっかり四球を選ぶようにして、リアリティーのある成績を残すようにやりこんだりもしています(笑い)。

 ――野球ゲームを通して、あの大物エースからもうれしい言葉をもらったとか

 坂東 今年日本一になった際に、選手もたくさん見てくれていて。中でも菅野さんは「中継見てたよ」と声をかけてくれたんです。なかなかライブで見てくれている方は少ないと思っていたので「意外だなぁ」と思うと同時に、とてもうれしかったですね。

 ――野球ゲーム上達のコツは

 坂東 まずは選手を知ることですね。あの投手はあんな球速であんな球種を持っている、とか、あの選手はパンチ力があり一発に警戒しなくてはいけない、などを知っていると攻略の幅が広がりますよね。

 ――技術的なコツは

 坂東 細かい部分はたくさんあるんですが、球速の速い投手との対戦でのコツは一つありますね。投球コースにミートカーソルを合わせてからスイングすると、内角を攻められたときにどうしても振り遅れてしまうんです。なので、スイングをしながら球がミットに届くまでの間にカーソルを合わせる。「打ちながら合わせる」が速球派攻略の秘訣ですね! ぜひ試してみてほしいです。

 ☆ばんどう・ひでのり 1994年1月23日生まれ。栃木県出身。独身。埼玉・栄東高から、東京大学医学部に現役合格。同大野球部に入部し、その後にマネジャーに転向。東大卒業後、2017年に㈱読売巨人軍に入社。昨季の「eBASEBALL プロリーグ」(KONAMI主催)で、所属する読売ジャイアンツの「e日本シリーズチャンピオン」獲得に大きく貢献。現在はブランドコミュニケーション部で活躍中。