ソフトバンクの東浜巨投手(30)が31日の西武戦(ペイペイドーム)で、獅子打線の一発攻勢を浴びた。3回、1番から始まる上位打線から簡単に二死を奪った後に落とし穴が待っていた。まずは山川にカウント2―2からの5球目シンカーが高めに浮くと、左翼席へ12号先制ソロを被弾。さらに、走者を1人背負って中村にも左中間席へ5号2ランを献上した。

 相手を勢いづかせる一発攻勢に暗雲が垂れ込んだが、その裏、味方打線が5安打を集中させて4点を奪い逆転に成功。今季、チームは東浜が先発した金曜日は6戦5勝。千賀とともに投手陣をけん引する右腕の先発試合で負けられない執念を見せている。