中日は31日、石川昂弥内野手(19)と岡野祐一郎投手(26)の出場選手登録を抹消した。

 石川昂は左太もも裏を痛めて離脱した正三塁手の高橋の代役として12日に高卒新人最速となる一軍デビューを飾った。初打席でいきなり二塁打を放ち、そこから21打席無安打と苦しんだが、その後は一軍のレベルにも順応。14試合に出場して36打数8安打、打率2割2分2厘の成績を残していた。しかし、高橋が復帰し、出場機会が減少するため、二軍で実戦を積む方針とみられる。

 抹消された石川昂に代わって野手では堂上直倫内野手(31)がこの日、一軍登録。右肩を痛めて6月29日に抹消されていたが、試合前の打撃練習ではナゴヤドームの柵越えを披露するなど状態は問題ない様子。「しっかり準備してこれたので、自分のできるプレーをしっかりやって、勝利に貢献したいと思います」と意気込んでいる。