勢いの石川昂か信頼の高橋周か…中日三塁スタメン巡って議論勃発!

2020年07月31日 06時15分

三塁スタメンは石川昂(左)か高橋周か

 中日のドラフト1位・石川昂弥内野手(19)の起用法を巡り、チーム内外から議論が沸き起こっている。

 左太もも裏を痛めた正三塁手・高橋の代役として12日の広島戦(ナゴヤドーム)で一軍デビューを飾った石川昂。記念すべきプロ第1打席ではいきなり二塁打を放ち、そこから21打席無安打と苦しんだが、トンネルを抜けると4試合連続安打、ホームラン性の当たりも連発するなど一軍のレベルにも順応してきた。それでも高橋が28日の広島戦(マツダ)からスタメン復帰すると、代打要員としてベンチで待機することになった。

 しかし、病み上がりの高橋は一軍昇格後、精彩を欠き、30日の広島戦の延長10回に14打席ぶりに安打が出た状態とあって、あるOBは「今の高橋を見ると、まだ本調子にないように見える。それなら高橋にはまだ無理をさせず、このところ一軍の試合にも慣れてきて結果以上に内容が充実してきている石川昂弥を使う方がよっぽどいいよ。それに高橋に無理をさせて、またけがでもされたら本当にチームにとって痛手となる」と指摘する。

 一方で、このまま高橋を起用するべきとの声もある。チーム事情を知る関係者は「昨年にベストナインを獲得した周平の格から見れば打撃、守備とも石川(昂)はまだまだだよ。ここぞというところの信頼度は全く違う。やっぱり三塁のレギュラーを取るならちゃんと周平と争って勝ち取ってからでないとね。周平本人がプレーできる状態だと言っている以上は当然、このままサードは周平でいくべき」と主張する。

 この日、4―4の引き分けとなった広島戦で、5回に初めて代打として右前へ安打を放った石川昂。別のOBは「試合に出れば出るほど石川(昂)は一軍に適応していくからね。こんな高卒ルーキーはなかなかいない。高橋よりも調子がいいわけだし、代打の出場よりもスタメンでどんどん起用しないと、もったいないよ」と猛プッシュする。三塁スタメンは高橋か、石川昂か、今後も首脳陣は難しい選択を迫られそうだ。