ついに決断!?鷹・工藤監督が不振バレンティンを外した理由

2020年07月31日 06時15分

スタメンから外れたバレンティン

 ソフトバンクのウラディミール・バレンティン外野手(36)が、30日の西武戦(ペイペイ)で故障以外では初めてスタメンから名前が外れた。

 25日の日本ハム戦(ペイペイ)でも欠場しているが、この時は前日の試合で途中交代となった自打球の影響があったから。ついに鷹首脳陣も打率1割8分6厘、7本塁打、19打点と調子が上向かないバレ砲に我慢の限界が訪れたのか――とも思われたが、実際のところは真逆で完全復調に向けたポジティブな思いの現れなのだという。

 工藤監督は「多少フォームのほうも、打撃コーチからいろいろと修正してもらっているというか、アドバイスをもらっているところ。緩急をつかってくる投手の時に、そこで崩したくないというのがあった。話し合って今日はベンチからにしようとなりました」と説明した。

 バレンティンの不振については、パ・リーグに速球派が多いことを理由に挙げる声もある。ただ、鷹首脳陣はそこまで単純な原因とは見ていない。そのパ・リーグ投手陣に嫌になるほどインハイを厳しく攻められて、意識過剰となっていたところに今度はカーブで緩急をつけられ始めた。これによりタイミングが狂わされて、打撃が崩された面が見受けられるという。

 この日の相手先発はサブマリンの与座だった。日本人でも対戦機会が少なく、特に外国人にとっては天敵でもあるタイプの投手だ。実際、バレンティンも前回対戦では2打数ノーヒット(1四球)と手玉に取られていた。せっかく、首脳陣が〝再生手術〟に取り組んでいる中で、再び崩されて台なしになってしまっては元も子もないというわけだ。

 ヤクルトでの実績は折り紙付き。現状ではとにかく粘り強く復調を待つ方針だ。