巨人・岡本弾も時すでに遅し…好投メルセデスが突如崩れベイに連敗

2020年07月30日 23時40分

8回一死一、三塁、増田大輝が本塁を狙うもアウトとなりガックリする原監督

 まさに天国から地獄――。巨人のC・Cメルセデス投手が、30日のDeNA戦(東京ドーム)に先発。相手右腕・大貫と5回までゼロ行進の投手戦を演じたが、1点リードの7回二死から四球と連打で2失点で逆転を許し急転直下。まさかの降板となった。

「初回から攻めの投球でしっかり自分の役割を果たせるように頑張ります」と登板前に話していたメルセデス。7回1失点に抑えた前回23日の中日戦同様、小気味いい投球を披露した。4回も一死後、ソトに右前打を許すも、続く佐野を投ゴロ、ロペスには外へ切れるツーシームで遊ゴロに仕留めた。

 左腕の粘りに打線が応える。6回二死からパーラが右中間を深々と破り三塁へ到達すると、続く吉川尚の当たりは一、二塁間へのボテボテの当たり。これを気合のヘッドスライディングで内野安打とし、待望の先取点をもぎ取った。吉川尚も、うつ伏せのまま両手を地面に4回叩きつけて喜びを爆発。ラミレス監督のリクエストは不発に終わり、打席に入る準備をしていたメルセデスは大喜びだった。

 しかし7回、簡単に二死を奪ったまでは良かったが、ロペスの左前打、宮崎への四球で一、二塁のピンチを許す。宮本投手チーフコーチが間を取ったが、代打の嶺井に左前へ運ばれ同点。続く倉本には右前へはじき返され、あっという間に逆転された。ぼう然と立ち尽くすメルセデスに、原監督は交代を告げた。

 試合は結局、打線が振わなかった。9回に岡本が左中間スタンドの看板を直撃する13号ソロを放ったが、時すでに遅しだ。前日は4安打敗戦。チームは7月12日のヤクルト戦以来のカード負け越しを喫した。