巨人・増田大 連夜の〝神走塁〟ならず憤死 原監督「焦らせてしまったかな」

2020年07月30日 23時02分

巨人・増田大は本塁を狙うも憤死

 課題は〝鬼モード〟に入った原野球への対応か――。巨人の次世代を担う、足のスペシャリスト・増田大輝内野手(27)が、1点ビハインドの8回、先頭打者で出塁した6番・ウィーラーの代走で登場した。

 いきなりの二盗とはいかなかったが、続くパーラの右前打で一気に三塁を陥れた。しかし、8番代打・中島は三振に倒れ一死一、三塁。増田大の見せ場はここで訪れた。

 9番の代打・陽への2球目、パーラが二塁へ。捕手はすかさず二塁へ送球、挟殺プレーが始まるや、増田大は本盗を敢行した。ボールは2―4―3―6と渡されパーラを追い詰めるが、増田大の突入で遊撃手・倉本はやや体制を崩しながらも本塁へ。これがズバリ嶺井のミットに収まり、増田大は憤死。連夜の本領発揮とはならなかった。結局、この回も得点できず、試合もDeNAに2―4で敗れた。

 前日には再三のけん制をかいくぐり、今季8つ目の盗塁を決め好機を演出。原監督をして「野球選手としての〝格〟が大きくなった」と成長を認めていただけに、決めたいところだった。

 試合後、指揮官は「少しこう…なんというか、選手を焦らせてしまったかなというのはありますね」と寄り添いかけたが、そこはチームの将。「でも、我々の野球だから、それはね」と原野球への対応を求めた。

 勝負どころとなれば鬼となり、怒とうのごとく戦力をつぎ込む。スピード感ある采配で瞬く間に得点をもぎ取るのが原野球の真骨頂だ。増田大の今後の課題はそのスピードへの順応なのかもしれない。