阪神・矢野監督は藤浪の〝成長〟評価「中身のしっかりした投球だった」

2020年07月30日 22時38分

矢野監督は藤浪の投球内容を評価

 今季2度目の先発となった阪神の藤浪晋太郎投手(26)が30日のヤクルト戦(神宮)で7回115球8安打1四球4失点。自責は1と力投した。

 2018年9月29日の中日戦(ナゴヤドーム)以来670日ぶりの白星を狙う右腕に対し、ヤクルトはスタメンのうち8人を左打者で並べる〝藤浪シフト〟を敷いた。

 立ち上がりはほぼ直球勝負。初回、村上をこの日最速の154キロで空振り三振に斬るなどしたが2回、その真っすぐを狙い打たれた。一死二塁から吉田に左翼線への二塁打を浴びて先制点を献上。3回以降は、村上を2打席連続空振り三振に仕留めるなど0を重ね味方の援護を待つが、打線は相手先発高橋の前に沈黙した。

 そして7回、遊撃・北條の失策で先頭打者の出塁を許すと、その後二死一、三塁とされ坂口に投手強襲の安打を食らい2点目を奪われた。打球が直撃した藤浪はいったんベンチで治療を受け続投。だが悪い流れは続く。なおも二死一、三塁で上田の内野フライをまたも北條が落球しリードを広げられた。

 バックに足を引っ張られる形になった藤浪だが、投球自体は復活を漂わせる内容だった。だが本人は試合後「(7回の)ああいう苦しい場面で粘ってこそ。あそこで1、2点とられるようじゃだめだと思う」と反省の弁を並べた。次戦に向けては「今回のようにストライク先行で自分のピッチングができるようにして」と語った。

 矢野監督も「3回以降は素晴らしいピッチングやったし、中身のしっかりした投球だった」と称賛したように、次戦以降に向け大いに期待の持てる投球となった。