DeNA・大貫が30日の巨人戦(東京ドーム)で先発マウンドに立ち、6回を93球、6安打2四球1失点。チームは4―2で勝利し、自身も今季3勝目を飾った。

 毎イニングで走者を許すも得意のツーシームとスプリットを低めに集めて5回まで巨人打線に連打を許さなかった。6回二死三塁から吉川尚のセカンドへの適時内野安打で先制を許し、この回限りで降板したものの粘り強い投球でチームを勝利に導いた。

 降板後は「ブルペンから調子は良かったです。ランナーを出すことが多かったですが、何とか粘って試合をつくることができました。次回登板は出塁させることを少なくして、引き続き打たせて取る投球を心がけたいです」と冷静に投球内容を振り返った。

 7月14日の中日戦(ナゴヤドーム)で今季初勝利を飾って以来、先発マウンドで負けなしの3連勝。ベイスターズにとって2年目右腕が頼もしい存在になっている。