鷹・和田「左足に張り」で途中降板も…工藤監督が〝いい兆候〟と見るワケ

2020年07月30日 06時15分

好投も7回途中で降板した和田。左足の状態が気になるが…

 ソフトバンク・和田毅投手(39)が29日の西武戦(ペイペイドーム)で3勝目を挙げた。7回途中9奪三振2失点の力投。左足に張りを感じたこともありリリーフを仰ぐ形となったが、全盛期をほうふつとさせる投球を披露した。

 8つの空振りと見逃しで奪った三振すべてで、決め球は真っすぐだった。最速は146キロ。球速だけじゃない、球の伸びとキレが大事であることを再認識させる極上の真っすぐで、強力獅子打線をきりきり舞いさせた。これには工藤監督も「彼の日頃の取り組みがボールに表れている」とたたえ、先発の重要な一角として期待値は上がるばかりだ。

 それだけに気になるのは左足の状態。指揮官は「途中から足の裏が張り出したという報告があったので、とりあえず7回は行ってもらったが、ちょっとおかしかったら言ってほしいという話を(本人に)していて、それで代えた」と交代の場面を説明。その上で「左足に張りが出るということは、いい使い方ができているということ。あの感じが出ているのならば、次も行けるのかなという思いはある」と見通した。

 かねて和田の調子のバロメーターを「蹴り足の強さ」と見ている工藤監督。降板理由となった「左足の張り」を投球のメカニズム的には「いい兆候」と捉えている。ベテラン左腕のパフォーマンス向上が今後さらに期待できそうだ。