DeNA・高城が29日の巨人戦(東京ドーム)で攻守の活躍でチームを勝利に導いた。6試合ぶりの先発マスクをかぶり、先発・浜口ら5投手を好リードしながら巨人打線を4安打2失点に抑え込んだ。打っても1点リードの5回にプロ3本目となる今季2号2ランを放ち、連敗ストップに大きく貢献した。

 ヒーローインタビューでは2号2ランについて「ホームランはそんなに打てるタイプではないので」と謙遜しながらも「浜口がいいピッチングをしてくれて頑張ってくれていたので、とにかく気持ちで打てたホームランです。打った時は角度的にいい打球が飛んでいたので、とにかく入ってくれと思いながら走っていた」と白い歯をのぞかせながら振り返った。

 その後、リード面に関して問われると「ホームランより、今日の勝ちのほうが個人的にうれしい。ジャイアンツ戦は接戦をずっと落としていたので、投手戦で抑えて勝ったことが本当にうれしいし、明日からチームがもっと乗っていければいいなと思う」と言葉に力を込めた。