広島またも終盤逆転負け…リリーフ崩壊止まらず佐々岡監督打つ手なし

2020年07月28日 22時09分

止まらぬ投壊に佐々岡監督も打つ手がない(手前は堂林)

 またしても広島は中継ぎ陣がリードを守れずむなしい敗戦…。28日の本拠地マツダで迎えた中日との5&6位対決だったが、打線が逆転し1点リードで迎えた8回に事態は暗転した。

 2番手・塹江敦哉投手(23)が二死一塁からビシエドに右翼線への二塁打を浴びたが、素早くクッションを処理した右翼・鈴木誠から二塁・安部→捕手・会沢とよどみない中継プレーで一塁走者の大島をホームでアウトにしたかと思われた。しかし、中日・与田監督のリクエストにより判定が覆りまさかの同点に…。さらに、二死一、三塁から3番手・菊池保が適時内野安打を浴びて勝ち越しを許してしまった。

 先発・九里は「初回から飛ばしていく」という宣言通り序盤からストライク先行の攻めのスタイルで3回まで無安打投球を見せた。6回、阿部にソロアーチを浴びて先制を許したものの、その後もひるむことなく強気の投球を続け7回までを投げ切った。最近は3試合連続で5回降板に終わり、この日もふがいない投球ならば「二軍降格」もある立場でもあったが「自分へのいらだちもある。少しでもチームの勝ちに貢献できるように最少失点で投げたい」とネジを巻き、本来の投球を取り戻した。

 しかし、そんな右腕の力投も勝利につながらないのが今の苦しいチーム事情だ。7回に松山と会沢の適時打で一時は逆転した打線も再逆転する力は残っておらず、そのまま敗戦。大黒柱の大瀬良がコンディション不良のため戦線離脱するなど非常事態の中、佐々岡監督は「今いるメンバーでやっていくしかない」と強調するが、一刻も早い立て直しが必要だ。