巨人両リーグ最速20勝! 東京ドーム初有観客試合をエース菅野が無傷5勝目で飾る

2020年07月28日 21時43分

東京ドーム今季初の有観客試合を白星で飾りファンに帽子を取ってあいさつした原監督とナイン

 巨人・菅野智之投手が、28日のDeNA戦(東京ドーム)で7回を2失点と粘りの投球で無傷の5勝目。チームも両リーグ最速の20勝に到達した。ホームで最初の有観客試合を白星で飾り、首位固めは着々と進行中だ。

 7回二死、3番・オースティンのバットが外角スライダーに空を切ったことを確認すると、菅野は「よしっ!」とばかりにバシッとグラブを叩きベンチへと引き揚げた。制球に苦しみながらも要所を締めた120球。エースとしての最低限の仕事は果たした。

「東京ドームでお客さんが久しぶりに入るので、いいゲームにしたいし、勝ちたいですね」と意気込み臨んだ今回のマウンド。状態は悪くなかったが、投手にとって〝永遠のテーマ〟でもある立ち上がりで味方の失策が絡み1失点、25球を要し、自身の連続無失点記録は24イニング目であっけなく途切れた。しかし、そこはエース。3回まで64球を投げながらもなんとかその後は修正し、2点リードで迎えた6回には先頭の4番・佐野に真ん中に入ったカットボールをバックスクリーン右に運ばれはしたが、結局は2失点で切り抜けた。

 そんなエースを後押ししたのは、不動の4番の一発だ。4回一死で岡本がDeNA先発・井納の4球目、内角高めの直球をシバき上げ、打球は長い滞空時間を経て左翼ポール際最前列へ。「しっかり、強く、振り抜くことができた。ファウルにならなくてよかった」と2戦連発の12号ソロアーチで勝ち越すと、さらに一死二、三塁として7番・パーラの二ゴロの間にもう1点をもぎ取った。

 守るべき人が守り、打つべき人が打つと勝利は舞い込む。菅野の後を任された救援陣もしのぎ切った。巨人が両リーグで20勝一番乗りしたのは2013年以来だ。試合数が少ない中でロケットスタートを宣言していた原監督にとっては理想的な展開。独走態勢はまだまだ続きそうだ。