阪神の新外国人ジャスティン・ボーア内野手(32)が28日のヤクルト戦(神宮)で来日2本目となる7号グランドスラムを放った。

 3―0の2回二死満塁で迎えた第2打席。制球に苦しむ相手先発イノーアの5球目、147キロ直球を一閃すると、打球はライナーで右翼席に飛び込んだ。

 胸を張ってダイヤモンドを1周した左の大砲は「近本やジェリー(サンズ)、(大山)悠輔がそれぞれいい仕事をして塁にいてくれてたから、自分もいい仕事をしたいと思っていたよ。感触は十分」と満足げにコメントした。

 ボーアは右臀部の張りから19~22日まで3試合に欠場し、復帰後も11打席連続無安打と精彩を欠いていたが、26日の中日戦(ナゴヤドーム)では6号ソロを放っており、これで2戦連発。いよいよエンジン全開か。